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配属されて数か月、「言われたことはやっているけれど、このやり方でいいのだろうか」と不安になっていませんか?インフラエンジニア1年目は、覚えることが多すぎて、何を優先すればよいか分からなくなりがちです。
この記事では、運用監視の現場からキャリアを始めて10年以上インフラに携わってきた筆者が、1年目のうちに身につけておくと3年後に大きな差がつく「4つの仕事の習慣」を紹介します。
結論から言うと、必要なのは特別な技術力ではなく、「記録する・確認する・自分で調べてから聞く・振り返る」という地味な4つの習慣です。
この記事でわかること
- インフラ1年目に技術より先に身につけたい4つの習慣
- それぞれの習慣が、なぜ評価と成長につながるのか
- 明日から現場で実践できる具体的なやり方
インフラ1年目の習慣1:作業は「記録しながら」やる
1つめの習慣は、自分がやった作業を、やりながら記録することです。結論だけでなく、途中で見たこと・判断したことも残します。
理由は、インフラの仕事は「あとから説明を求められる」ことが非常に多いからです。障害対応のあとで「何時何分に何をしたか」を聞かれたとき、記憶だけで答えると必ずずれます。ログや実行したコマンドを残しておけば、報告も引き継ぎも正確になります。
具体的には、次のようなやり方が現場でよく使われています。
- ターミナルのログを作業開始時点から保存する(ログ取得の機能や、端末ソフトの保存設定を使う)
- 作業メモに「時刻・やったこと・結果・気づいたこと」を1行ずつ書いていく
- 画面の状態はスクリーンショットで残し、あとでチケットや報告書に貼る
記録の習慣は、あとで手順書を書くときや、同じ作業を次の新人に教えるときにもそのまま役立ちます。
インフラ1年目の習慣2:実行する前に「確認」をはさむ
2つめは、コマンドや操作を実行する前に、必ず一呼吸おいて確認する習慣です。
インフラの操作は、取り消しがきかないものが多くあります。削除・再起動・設定の反映は、一度やってしまうと元に戻せないことがあります。1年目の事故のほとんどは「環境を間違えた」「対象を間違えた」という確認不足から起きています。
確認のポイントは3つだけです。
- 環境:本番か検証か。接続先のホスト名やプロンプトを見る
- 対象:どのサーバー・どのファイル・どのリソースに対する操作か
- 影響:失敗したら何が止まるか。戻す手順はあるか
「コマンドを打つ前に、対象と環境を声に出して読む」だけでも事故は大きく減ります。慣れてきた頃がいちばん危ないので、1年目のうちに体に覚えさせておきましょう。
インフラ1年目の習慣3:「5分調べてから聞く」を守る
3つめは、分からないことが出たとき、まず自分で5分だけ調べてから人に聞く習慣です。
すぐに聞くのも、いつまでも1人で抱えるのも、どちらも良くありません。すぐ聞くと調べる力が育たず、抱えすぎると作業が止まって周囲に迷惑がかかります。その間をとるのが「5分ルール」です。
5分で調べるときは、次のように順番を決めておくと迷いません。
- 手順書・社内のナレッジ(Wikiやチケットの過去ログ)を検索する
- 公式ドキュメントでエラーメッセージや用語を引く
- それでも分からなければ、「ここまで調べて、ここが分からない」と添えて聞く
「ここまで調べた」と添えて質問すると、先輩は答えやすく、あなたの評価も上がります。聞き方については、「わからない」を言うべき正しいタイミングでも詳しく解説しています。
インフラ1年目の習慣4:1日の終わりに「3行で振り返る」
4つめは、1日の終わりに3行だけ振り返りを書く習慣です。長く書く必要はありません。
理由は、1年目は毎日が初めてのことだらけで、せっかくの学びがそのまま流れてしまうからです。3行でも書き残しておくと、1か月後に「自分はこれだけできるようになった」と確認でき、自己評価や面談のときにも困りません。
書く内容はこの3つで十分です。
- 今日できるようになったこと(小さくてよい)
- 今日つまずいたこと・分からなかった用語
- 明日ひとつ試すこと
つまずいた用語は、週末にまとめて調べるネタ帳になります。筆者もこの振り返りメモが、のちに資格の勉強を始めるきっかけになりました。
インフラ1年目で身につけたい4つの習慣のまとめ
- 作業は記録しながらやり、操作の前に「環境・対象・影響」を確認する
- 分からないことは5分調べてから「ここまで調べた」と添えて聞く
- 1日3行の振り返りで学びを残し、自己評価と次の勉強につなげる
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4つとも、今日の業務からすぐに始められます。まずは「作業メモを1行書く」ところから試してみてください。その積み重ねが、運用から構築・設計へ進むための土台になります。次の一歩は監視オペレーターから抜け出すための3ステップで解説しています。
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キャリアの入り口と、その先の資格については以下の記事で書いています。

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