未経験・第二新卒からインフラエンジニアになるには?最初の入り口の現実と、入社前にやるべき3つの準備

未経験・第二新卒からインフラエンジニアになるには?最初の入り口の現実と、入社前にやるべき3つの準備

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「文系だけどインフラエンジニアになれる?」「第二新卒で未経験だけど、今からでも間に合う?」。この記事を開いたあなたは、そんな不安と期待の間にいるのではないでしょうか。

この記事では、自身も未経験の監視オペレーターからキャリアを始め、10年以上インフラの現場で新人を見てきた筆者が、未経験・第二新卒からインフラエンジニアになる現実的なルートを解説します。

結論から言うと、未経験からインフラエンジニアになることは十分に可能です。ただし「最初の入り口は運用・監視になりやすい」という現実を知ったうえで、入る前と入った後の動き方を決めておくことが、その後の伸びを大きく左右します。

この記事でわかること

  • 未経験・第二新卒がインフラエンジニアになれる理由と、最初の入り口の現実
  • 入社前にやっておくと差がつく3つの準備(資格・環境・志望理由)
  • 就職・転職の進め方と、未経験者向けサポートの使い方
目次

未経験・第二新卒でもインフラエンジニアになれる理由

まず、なぜ未経験からでも入れるのかを整理します。理由は大きく2つです。

理由1:運用・監視の現場は常に人手を求めている

インフラの現場には、システムを24時間365日止めないための運用・監視の仕事が必ずあります。この領域は人の入れ替わりもあり、未経験者を採用して育てる前提の求人が多く出ています。筆者自身も2010年に未経験の監視オペレーターとして、この入り口から業界に入りました。

理由2:学習の道筋が資格で「見える化」されている

インフラは、ネットワークならCCNA、クラウドならAWS認定のように、学ぶべきことが資格の形で整理されています。未経験でも「何を勉強すれば評価されるか」が分かりやすく、努力が採用側に伝わりやすい分野です。

知っておくべき現実:最初の入り口は「運用・監視」になりやすい

未経験から入る場合、いきなり設計や構築を任されることはほぼありません。多くは運用・監視、ヘルプデスク、キッティング(PCのセットアップ)といった仕事からのスタートです。

ここで大事なのは、それを「下積み」と悲観しないことです。運用・監視の現場では、障害対応の流れ、システムの構成、エンジニア同士の連携のしかたを、給料をもらいながら学べます。一方で、そこに安住すると何年たっても構築経験が積めない、というのも事実です。

だから、入る前から「1〜2年で構築へ進む」と決め、そのための動きを最初から始めておくことが重要になります。入ったあとの動き方は監視オペレーターから抜け出すための3ステップで詳しく解説しています。

入社前にやっておくと差がつく3つの準備

準備1:基礎資格を1つ取る(またはその勉強を始める)

未経験者の採用で見られるのは、現時点のスキルよりも「自分で学べる人かどうか」です。それを示すいちばん分かりやすい材料が資格です。

  • ネットワーク寄りなら:CCNA(シスコ技術者認定)
  • クラウド寄りなら:AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)
  • IT全般の基礎なら:ITパスポート → 基本情報技術者

合格していなくても、「いま勉強中で、〇月に受験予定」と言えるだけで面接での印象は変わります。筆者はCCNAを業界に入った翌年に取り、そこから話が通じる範囲が一気に広がりました。

準備2:自分のPCで「触った経験」をつくる

資格の勉強と並行して、実際に手を動かした経験を1つ作っておきましょう。たとえば次のようなものです。

  • AWSの無料利用枠でサーバー(EC2)を1台立てて、Webページを表示させる
  • 自宅のPCに仮想環境を入れて、Linuxをインストールしてコマンドを触る
  • 家庭のルーターの設定画面を開き、IPアドレスやDNSの設定を確認する

面接で「AWSでサーバーを立ててみました」と言えるだけで、「本当に興味がある人だ」と受け取られます。AWSの基礎は最初の3ヶ月で押さえるAWS基礎学習ロードマップから始めるのがおすすめです。

準備3:志望理由を「なぜインフラか」まで言えるようにする

「ITに興味がある」だけでは、開発でもWeb制作でもよいことになります。「システムを止めずに支える仕事に魅力を感じた」「形に残る仕組みを作りたい」など、なぜインフラなのかを自分の言葉で言えると、採用側は安心します。きれいな理由でなくてかまいません。本音に近いほど強いです。

未経験・第二新卒の就職・転職の進め方

求人の見方:「研修あり」「未経験歓迎」の中身を確認する

未経験歓迎の求人はたくさんありますが、中身はさまざまです。確認したいのは次の3点です。

  • 入社後の研修は何日・何か月あるか。資格取得の支援はあるか
  • 最初に配属される仕事は何か(運用・監視なのか、構築にも関われるのか)
  • 運用から構築・設計へ進んだ先輩の事例があるか

面接で「運用から構築へ進むには、御社では通常どのくらいかかりますか?」と聞いてみてください。具体的に答えてくれる会社は、そのルートが実際にある会社です。

未経験者向けの就職サポートを使う

未経験・第二新卒の場合、一人で求人を探すより、未経験ITエンジニアの就職に特化したサポートを使うほうが近道です。理由は、未経験者を採用する企業とのつながりを持っていて、研修の中身や配属先の実態まで把握していることが多いからです。

「未経験OK」と書かれた求人の中から、本当に育てる気のある会社を見分けるのは、業界に入る前の人には難しいものです。そこを第三者に補ってもらう、という使い方が現実的です。相談したからといって、必ずそこで決めなければならないわけではありません。

未経験・第二新卒向けのITエンジニア就職サポート(無料)

「未経験OK」求人の中から、研修があり育てる気のある会社を第三者の目で選ぶための相談先です。情報収集として使えます。

※相談・登録は無料です。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。

インフラエンジニアになった後、最初の1年でやること

入社がゴールではありません。最初の1年で次の3つをやっておくと、2年目以降の伸びが変わります。

  1. 作業は記録しながらやり、操作前に「環境・対象・影響」を確認する習慣をつける
  2. 資格を1つ追加する(CCNAの次はAWS CLF、またはその逆)
  3. 手順書の改善や監視設定の見直しなど、小さな「自分で作った」経験に手を挙げる

詳しくはインフラエンジニア1年目で身につけたい4つの仕事の習慣にまとめています。

未経験・第二新卒からインフラエンジニアになるには、のまとめ

  • 未経験からでもインフラエンジニアにはなれる。ただし最初の入り口は運用・監視になりやすいと知っておく
  • 入社前に「基礎資格・触った経験・なぜインフラかの志望理由」の3つを用意する
  • 求人は研修と配属先の中身で選び、未経験特化の就職サポートも情報収集に使う

今日できる最初の一歩は、CCNAかAWS CLFの参考書を1冊開くこと、そしてAWSの無料枠でサーバーを1台立ててみることです。その2つがあるだけで、あなたは「未経験」ではなく「勉強を始めた人」として面接に臨めます。

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